■東山かいわい
産 寧 坂
古くからの参詣路である産寧坂(三年坂)、二年坂などの石段や折れ曲った石畳の坂道に沿って、八坂の塔(法観寺)、高台寺など由緒ある社寺建造物と、江戸時代末期から大正時代にかけて建てられた町家群が一体となって、すぐれた歴史的景観を形成しています。
また,八坂神社(祇園社)の南で、高台寺北門附近から下河原通に抜ける石塀小路(いしべこうじ)は、明治時代末期から大正時代にかけて形成された文字どおり石の塀に囲まれた独特の路地空間を形成しています。

この地区の伝統的建造物は、江戸時代から明治時代にかけて建てられた「むしこ窓」のある中2階建ての「むしこ造り町家」、明治時代以降に建てられた2階建ての「本2階建て町家」、主として大正時代に建てられた数寄屋風の味わいをつけ加えた「変形町家」、茶室建築の手法を取り入れた「数寄屋店舗」、門と塀のある「和風邸宅」、石塀小路のに主として大正時代に建てられた石塀を持つ「石塀小路町家」の6種類に大別される。
これらの伝統的建造物が、種類ごとに、又は他の種類とまじりあって地域ごとに群を構成し、京町家の伝統を生かしながら趣の異なった特性を示しており、昭和51年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、町並みの景観が保存されています。

-京都市発行「京の伝統的建造物群保存地区」より抜粋-

   


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