- 日時
- 2025年2月22日(土)
13時30分から(開場12時30分) - 会場
- ロームシアター京都 メインホール
- チケット販売開始
- 10月22日(火) 10時〜
- 料金
- 全席指定
一般 前売 1,500円 当日2,000円
中高生 前売 1,000円 当日1,500円
小学生以下 無料 (一般の方の引率が必要です。引率の方1名につき2名までといたします。)
※3歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。
※一般・中高生15名以上の団体、小学生10名以上の団体、ならびに旅行会社様は一度保護財団(075−752−0225)へお問い合わせください。
※収益の一部は郷土芸能の後継者育成のために使わせて頂きます。 - チケット購入方法
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① オンラインチケット 24 時間購入可
※要事前登録、ロームシアター京都のフレンズ会員への登録/入会が必要です。(入会金や会費等無料)
https://www.e-get.jp/kyoto/pt/② ロームシアター京都チケットカウンター TEL.075-746-3201
(10:00~19:00/年中無休 ※臨時休館日等を除く )③ 京都コンサートホール チケットカウンター TEL.075-711-3231
(窓口・電話とも 10:00~17:00/第 1・3 月曜日休館 ※休日の場合は翌平日、年末年始休館)※ 上記の電話番号はチケットを購入される場合のみご利用下さい。
イベント内容のお問い合わせにつきましては、財団までお願いいたします。なお、財団の事務局ではチケットの取扱いはいたしません。受取方法 支払方法 お客様が負担する利用料・手数料 ①窓口 京都コンサートホール
ロームシアター京都現金又はクレジットカード 無料 ②電話予約 (※1) 京都コンサートホール
ロームシアター京都窓口にて支払い
(現金又はクレジットカード)無料 簡易書留配送(※2) 郵便振込 配送手数料 840円/1申込当り セブン-イレブン発券 (※1) セブン-イレブン店舗にて
現金、クレジットカード、
電子マネー他が選択可支払手数料 165円/1申込当り
発券手数料 110円/1枚当り③ネット
京都コンサートホール
ロームシアター京都クレジットカード
(オンライン決済)無料 簡易書留配送(※2) クレジットカード
(オンライン決済)配送手数料 840円/1申込当り セブン-イレブン発券 (※1) セブン-イレブン店舗にて
現金、クレジットカード、
電子マネー他が選択可【令和6年11月1日より】
支払手数料 189円/1申込当り
発券手数料 127円/1枚当り(※1) 電話での予約受付及びネット販売のセブン-イレブン発券は、予約日より 1 週間の支払期限があります。 (※2) 簡易書留配送は公演日の 2 週間前まで受付が可能です。
それ以降は窓口受取かセブン-イレブン発券となります。
出演団体
六斎念仏とは
京都の8月の風物詩であり、五山の送り火とともに親しまれてきた民俗芸能・信仰行事である。現在、京都市内15ケ所で伝承されており、国指定重要無形民俗文化財の指定を受けている。また、令和4(2022)年には「風流踊」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産にも登録された。
今回は、「壬生六斎念仏講中」と「久世六斎保存会」が出演する。壬生六斎念仏
壬生六斎念仏は壬生の地で、壬生の住人により継承されてきた六斎念仏であり、通称「壬生六斎」と呼ばれている。壬生の地に古くから伝わる、厄払いと浄めの意味を持つ「棒振り」や「獅子舞」などは壬生六斎でも大切にされてきた。
壬生六斎念仏講中は壬生やその他の地域の年中行事と結びついてきた。8月9日のお精霊迎えを中心に、祭礼や供養などの寺社への奉納、お祝い事や余興での出張演奏も行い、祇園祭綾傘鉾囃子方も担っている。久世六斎念仏
久世六斎念仏は、蔵王堂光福寺より発祥したといわれている。
宝暦5年(1755)の斎教院安養殿光福寺『六斎支配村方控牒』に「上久世村講中」とあり、江戸中期には成立していた講中である。
当初は念仏主体の講中であったが、幕末期までに芸能六斎に転じたと考えられる。
戦時中の中断を経て、戦後は青年団を中心に再結成して技の継承をはかった。
現在は8月31日の蔵王堂光福寺の八朔法楽会での奉納をはじめとして、盂蘭盆の棚経、長岡天満宮の夏まつりへの出演を恒例として活動している。
- 「千本ゑんま堂大念仏狂言」
京都には、三大念仏狂言と呼ばれる、壬生・嵯峨・ゑんま堂が伝えられている。 無言劇の壬生と嵯峨に対して、ゑんま堂狂言はセリフのあることが特徴である。ゑんま堂狂言は、平安時代に定覚上人が布教のために大念佛法会を始めた事が起こりとされる。
その後一時中断するが、鎌倉時代に再興し、室町時代には隆盛を極めた。
千本ゑんま堂大念仏狂言は、昭和39(1964)年に後継者不足で中断、続いて昭和49(1974)年に狂言堂を焼失したが、翌50(1975)年に保存会を結成。以来、復興に力を注ぎ、令和7(2025)年に保存会結成5 0周年を迎える。京都市登録無形民俗文化財。
- 「京都鬼剣舞」
鬼剣舞の起源は8世紀大宝年間に修験の祖である役の行者小角が奈良の大峰山で念仏を唱えながら踊ったのが始まりとも、平安時代初期大同年間に羽黒山の法印善行院が大日如来の化身から悪魔退散・ 衆生済度の念仏踊りとして伝えられたともいわれている。
現在の岩手県北上和賀地方への伝承時期は不明だが、この地で伝承され2022年に「風流踊」としてユネスコ無形文化遺産に登録された。この地方に現在伝わっている鬼剣舞の源流である岩崎鬼剣舞で踊っていた京都の者が平成10年に岩崎鬼剣舞の庭元から印可の証を受け発足したのが「京都鬼剣舞」である。
毎年、8月の岩手県の「北上芸能まつり」に出演を続け、12月の冬至の日には鬼剣舞の発祥と関りがあるとされる奈良県の葛城一言主神社の一陽来復祭では、岩崎鬼剣舞の名代として奉納している。
- 「芸北神楽 有田神楽団(広島県北広島町)」
広島県北部の芸北地域一帯は特に神楽が盛んな地域で多くの神楽団がある。その総称として芸北神楽と呼ばれており、この地域の民俗芸能として伝承されている。
有田神楽団の起源は定かではないが、北広島町千代田一帯の神社に奉仕する神職井上家に伝わる古文書の中に「荒平の舞」という詞帳があり、その奥書に天正16(1587)年とあることから、おそらく戦国時代 末期ごろにはこの地方の氏神社を中心に神楽が演舞されていたと思われる。
団員は有田八幡神社の氏子の人々によって編成され、秋の収穫を祝福し氏神様に感謝する神事として今日に伝承されてきたものである。12の演目を持ち、中でも「神降し」、「天の岩戸」、「八岐大蛇」の3演目は昭和29(1954)年に広島県無形民俗文化財指定され、令和6年(2024)年は指定70年の節目の年である。
- ゲスト
- 桂南光(落語家)
1970年に故・桂枝雀に入門。桂べかこの名でお茶の間の人気者に。
1993年に上方落語の名跡・三代目桂南光を襲名。米朝一門の看板として全国で活躍中。
京都府文化観光大使。 - シアター解説
- 八木透(佛教大学教授、世界鬼学会会長、京都民俗学会会長)
京都府出身。京都市文化財保護審議会委員。『婚姻と家族の民俗的構造』で文学博士。『日本の通過儀礼』、『男と女の民俗誌』、『京都愛宕山と火伏せの祈り』、『京のまつりと祈り』、『日本の民俗信仰を知るための30章』など編著書多数。 - 【お願い】
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- ロームシアターに駐車場はありません。公共交通機関でおこしください。
- 公演中はビデオ・スマホでの動画撮影、並びに写真撮影はご遠慮ください。
- 「体調不良」の方へ 発熱症状など、体調不良を感じるお客様は、入場をご遠慮いただくようお願いいたします。
- 会場内、敷地内で発生したトラブルにつきまして主催者、会場側は一切の責任を負いません。
また、会場内、敷地内の器物を破損、汚損された場合は当事者に弁済していただきます。 - 会場、敷地内外で、他のお客様のご迷惑になるような行為を行い、会場スタッフの指示に従っていただけない方についてはご退場いただきます。その際の観覧券の払い戻し等は一切ありません。
主催・お問い合わせ:公益財団法人京都市文化観光資源保護財団
共催:京都市
後援:公益社団法人京都市観光協会、公益社団法人全日本郷土芸能協会、KBS 京都、京都新聞、
明日の京都文化遺産プラットフォーム、京都市教育委員会
協力:文化庁、近畿日本鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、京阪ホールディングス株式会社、
京の風流踊振興会、京都六斎念仏保存団体連合会、今宮やすらい会、久多花笠踊保存会