風流踊やすらい花 ─やすらい踊─
国指定重要無形民俗文化財「やすらい花」の記録映画(原版は16mmフィルム)。京都市北区の紫野(今宮やすらい花)、西賀茂(川上やすらい花)、雲林院(玄武やすらい花)で毎年4月第2日曜日に、上賀茂(上賀茂やすらい花)で毎年5月15日に行われる。
古来、春に花が散る際に疫神も飛び散ると言われ、その疫神を鎮める行事として行われている。江戸時代には3月10日に行われ、花を飾った風流(ふりゅう)花傘を中心に行列を組み、町の辻々で踊りながら今宮神社境内の疫神社に送るというものだった。現在、4つの地区で伝承されており、シャグマを被った鬼が鉦(かね)や太鼓を打ちながら、笛と歌にあわせて踊る。また、風流花傘の中に入ると厄除けになるという信仰があり、沿道の人々でにぎわう。平安時代後期の「梁塵秘抄口伝集」や鎌倉時代の「百錬鈔」には、久寿元年(1154)3月にこの行事が行われた様子が記されている。
■製作年月:昭和51年(1976)7月
■製作:京都市文化観光局(企画)
■制作:京都映画株式会社(製作)
■16分16秒
※DVD版(VOB)からMP4へ変換
古来、春に花が散る際に疫神も飛び散ると言われ、その疫神を鎮める行事として行われている。江戸時代には3月10日に行われ、花を飾った風流(ふりゅう)花傘を中心に行列を組み、町の辻々で踊りながら今宮神社境内の疫神社に送るというものだった。現在、4つの地区で伝承されており、シャグマを被った鬼が鉦(かね)や太鼓を打ちながら、笛と歌にあわせて踊る。また、風流花傘の中に入ると厄除けになるという信仰があり、沿道の人々でにぎわう。平安時代後期の「梁塵秘抄口伝集」や鎌倉時代の「百錬鈔」には、久寿元年(1154)3月にこの行事が行われた様子が記されている。
■製作年月:昭和51年(1976)7月
■製作:京都市文化観光局(企画)
■制作:京都映画株式会社(製作)
■16分16秒
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