おけらまいり
京都市登録無形民俗文化財「おけらまいり」の記録映像(原版はVHSビデオ)。京都市東山区の八坂神社で毎年12月31日から元旦にかけてみられる初参りの習俗である。
八坂神社では、大晦日の19 時半頃から元日の早朝にかけて、「白朮(おけら/びゃくじゅつ)」と「削り掛け」が加えられた御神火が境内の燈籠(とうろう)に灯される。それを「おけら火」と呼び、参拝客は火縄に移し、消えないよう回しながら帰り、その火は神棚の燈明や雑煮を炊く火種とし、火縄は火伏のお守りとして台所に祀る習わしがある。おけらは、キク科の多年草で、根茎を乾燥させ、外皮を取り除いたものを使用する。焼くと強い匂いを発することから、魔除けとして、年頭の招福除災の行事に使用された。
■製作年月:平成12年(2000)[平成8年度(1996)撮影]
■製作:京都市(企画・制作)
■制作:松竹京都映画株式会社
■13分54秒
※原版(D2)からMP4へ変換
八坂神社では、大晦日の19 時半頃から元日の早朝にかけて、「白朮(おけら/びゃくじゅつ)」と「削り掛け」が加えられた御神火が境内の燈籠(とうろう)に灯される。それを「おけら火」と呼び、参拝客は火縄に移し、消えないよう回しながら帰り、その火は神棚の燈明や雑煮を炊く火種とし、火縄は火伏のお守りとして台所に祀る習わしがある。おけらは、キク科の多年草で、根茎を乾燥させ、外皮を取り除いたものを使用する。焼くと強い匂いを発することから、魔除けとして、年頭の招福除災の行事に使用された。
■製作年月:平成12年(2000)[平成8年度(1996)撮影]
■製作:京都市(企画・制作)
■制作:松竹京都映画株式会社
■13分54秒
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