京都市文化観光資源保護財団とは
京都は平安遷都以来長い年月にわたり王城の地として栄え、建築、庭園、絵画、彫刻、工芸など多くの文化財を生み、また優雅な年中行事や伝統芸能、郷土産業を育て、古都の自然景観と溶け合って、国内外から訪れる人々を感嘆させ、魅了しています。
当財団は、こうした京都の文化遺産を広く国民各層の協力と支援を得て保護し、正しく利用して、長く後世に保存・伝承することを使命として、昭和44年(1969年)12月に設立されました。(平成23年4月1日公益財団法人に認定されました。)
貴重な文化財については、社会経済情勢の変化に伴い保護し続けることが困難になる中、行政などの補助が及ばないものも多くあり、それぞれの所有者や管理者の努力により守られていますが、成すすべがなく失われていくものも多くあります。
こうしたことを踏まえ、当財団では50年余りの長きにわたり、多くの皆さまからのご寄附を財源として、行政とも連携して文化財を自然環境とともに保護し活用を図る事業や、文化財への愛護思想を高め、関心を寄せる人々の増加を図る事業を行っています。
財団の事業内容
1 文化財の保護と活用を図る事業 【守る】
(1)京都の4大行事(葵祭、祇園祭、五山送り火、時代祭)の執行や保存に対する助成
(2)文化観光資源(建造物、美術工芸品、庭園など)の保存修理に対する助成
(3)伝統行事、芸能の保存、執行に対する助成
(4)文化観光資源を取り巻く自然環境の保全や、施設整備に対する助成
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2 文化財への関心を高める事業 【触れる】
(1)伝統芸能の公演や文化財に関する講演会などの公開事業
(2)文化財の体験教室
(3)伝統行事、芸能の保存と継承に功績のあった方への表彰
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3 文化財を支えていただく方を増やす事業 【支える】
(1) 寄附金の募集
(2) 遺贈、特定信託寄附
(3)会員向け事業・会報の発行
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4 文化財をより深く知る 【学ぶ】
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