第34回(1) 追儺式・やすらい花・念仏狂言
第34回京の郷土芸能まつり1 吉田神社節分祭/玄武やすらい花/千本ゑんま堂大念仏狂言
〇吉田神社節分祭 京都市左京区 2月2日(約22分)
季節を分ける節分には、寒さ厳しい冬から暖かい春を迎える季節の変わり目に、陰と陽とが対立して邪気が生じ、災いをもたらすとされてきた。その邪気を追い払うために行われるのが節分祭である。
〇玄武やすらい花 京都市北区 4月第2日曜 国重要無形民俗文化財(約14分)
平安時代に起源をもつと伝えられる“やすらい花”は、桜の花の散る頃、流行する疫病を退散させるため、風流の扮装をして鉦、太鼓をたたき、踊りながら今宮神社へ参拝し、無病息災を祈願したのがはじまりといわれる。
〇千本ゑんま堂大念仏狂言 京都市上京区 5月1~4他 京都市登録無形民俗文化財(約27分)
京都の念仏狂言は、仏教的色彩の濃厚な宗教劇として始まり、次第に能狂言などを取り入れ芸能化してきたもので、壬生寺の壬生狂言、嵯峨清凉寺(通称 嵯峨釈迦堂)の嵯峨大念仏狂言、引接寺(通称 千本ゑんま堂)の千本ゑんま堂大念仏狂言、神泉苑の神泉苑狂言が伝承されている。
〇吉田神社節分祭 京都市左京区 2月2日(約22分)
季節を分ける節分には、寒さ厳しい冬から暖かい春を迎える季節の変わり目に、陰と陽とが対立して邪気が生じ、災いをもたらすとされてきた。その邪気を追い払うために行われるのが節分祭である。
〇玄武やすらい花 京都市北区 4月第2日曜 国重要無形民俗文化財(約14分)
平安時代に起源をもつと伝えられる“やすらい花”は、桜の花の散る頃、流行する疫病を退散させるため、風流の扮装をして鉦、太鼓をたたき、踊りながら今宮神社へ参拝し、無病息災を祈願したのがはじまりといわれる。
〇千本ゑんま堂大念仏狂言 京都市上京区 5月1~4他 京都市登録無形民俗文化財(約27分)
京都の念仏狂言は、仏教的色彩の濃厚な宗教劇として始まり、次第に能狂言などを取り入れ芸能化してきたもので、壬生寺の壬生狂言、嵯峨清凉寺(通称 嵯峨釈迦堂)の嵯峨大念仏狂言、引接寺(通称 千本ゑんま堂)の千本ゑんま堂大念仏狂言、神泉苑の神泉苑狂言が伝承されている。