京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第35回(2) 獅子神楽・八瀬赦免地踊

第35回京の郷土芸能まつり2 伊賀一宮敢國神社の獅子神楽/八瀬赦免地踊
〇伊賀一宮敢國神社の獅子神楽 三重県伊賀市 1月3日他 三重県指定無形文化財(約27分)
 伊賀市一之宮の敢國(あえくに)神社に伝承される獅子神楽は、慶長13年(1608)、伊賀の国の領主になった藤堂高虎公が上野城より丑寅の鬼門の方角に当たる敢國神社を鬼門鎮護の守護神として、獅子神楽を神幸式に加えたことにはじまるとされる。
〇八瀬赦免地踊 京都市左京区 10月第2日曜日 京都市登録無形民俗文化財(約22分)
 後醍醐天皇の比叡山潜幸に尽力した功により、代々地租所役免除の倫旨を与えられていたが、宝永4年(1707)八瀬村と比叡山との争いの際、秋元但馬守の裁断で救われ、この恩に感謝して、秋元神社を建立し踊りを奉納したのが由来と伝えられる。