京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第41回(2) 祇園囃子・八瀬赦免地踊

第41回京の郷土芸能まつり2 祇園祭函谷鉾祇園囃子/八瀬赦免地踊
〇祇園祭函谷鉾祇園囃子 京都市下京区・中京区 7月17日 国重要無形民俗文化財(約17分)
 祇園祭のとき、山鉾の上で囃されるのが祇園囃子で、いわゆる「コンチキチン」である。祇園囃子は日本音楽の草分け、神楽にはじまり、念仏音楽、風流囃子を取り入れ、後に能楽の影響を受け、今日のような優雅な囃子になったといわれる。 
〇八瀬赦免地踊 京都市左京区 10月第2日曜日 京都市登録無形民俗文化財(約19分)
 後醍醐天皇の比叡山潜幸に尽力した功により、代々地租所役免除の倫旨を与えられていたが、宝永4年(1707)八瀬村と比叡山との争いの際、秋元但馬守の裁断で救われ、この恩に感謝して、秋元神社を建立し踊りを奉納したのが由来と伝えられる。