京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第33回(1) 和知太鼓・念仏狂言

第33回京の郷土芸能まつり1 和知太鼓/嵯峨大念仏狂言
〇和知太鼓 京都府船井郡京丹波町和知 和知町無形民俗文化財(約22分)
 和知太鼓は、以前は広野太鼓と称し、和知町広野地区の氏神である藤森神社の宮太鼓として、氏子により継承されている。平安時代中期、源頼光(みなもとらいこう)が大江山の鬼の討伐に向かったとき、この藤森神社で雨宿りをし、再び出陣のときに村人たちが打ち鳴らした奉納太鼓が現在の和知太鼓の発祥と伝えられる。 
〇嵯峨大念仏狂言 京都市右京区 4月他 国重要無形民俗文化財(約25分)
 京都の念仏狂言は、仏教的色彩の濃厚な宗教劇として始まり、次第に能狂言などを取り入れ芸能化してきたもので、壬生寺の壬生狂言、嵯峨清凉寺(通称 嵯峨釈迦堂)の嵯峨大念仏狂言、引接寺(通称 千本ゑんま堂)の千本ゑんま堂大念仏狂言、神泉苑の神泉苑狂言が伝承されている。