京都の歴史と文化 映像ライブラリー

「京の郷土芸能まつり」公演

第19回(3) 六斎念仏(千本)・よかろう太鼓

第19回郷土芸能のつどい3  六斎念仏(千本)/よかろう太鼓
〇千本六歳念仏 京都市 8月のお盆前後他 国重要無形民俗文化財(約20分)
 六斎念仏は、平安時代空也上人が、民衆に信仰を広めるために、鉦や太鼓をたたいて踊躍念仏を始めたのが起こりといわれ、後に仏教でいう六斎日に行われたことから、六斎念仏とよばれるようになったと伝えられる。江戸時代中期から次第に風流化し、現在では六斎日とはかかわりなく、盆の行事を中心に行われる。六斎念仏には、古風で素朴な干菜系六斎と芸能化し、娯楽性をもった空也系六斎の二つの系統がある。
〇よかろう太鼓(約11分)
 古都京都に新しい郷土芸能をつくろうと、昭和47年に有志が集まって創作された太鼓芸能。会員相互の親睦をはかるにはどうすれば「よかろう」かというところから「よかろう太鼓」という名前がつけられた。